胃は、一般的にいわゆる「みぞおち」のあたりにある臓器です。
医学的には、「胃とは食道につづいた伸縮性のある袋状の器官で、上腹部のほぼ中央に位置し、上部は横隔膜のすぐ下にあり、下部は第一腰椎の前右方にある」とされています。
判りやすく言うと「肋骨の集まっている一番下あたりから、おへその上2～3cmくらいのところまで」の位置です。
この場所には東洋医学のツボで言う「中脘[ちゅうかん]∗」のツボがあり、中脘は「胃腸のツボ」とされています。胃腸の調子が悪いなと思ったときや、食べ過ぎ・飲み過ぎの後は手の平でそっとこのツボを押してみましょう。
∗特に、「胃の働きを高めたいときに押す」ツボ
監修
成田 亜希子 先生
- 医療法人ウェルパートナー
主任医師
内科、皮膚科
2011年医師免許取得。一般内科医として幅広い疾患の診療を行ってきた。自身は二児の母。育児中は医療行政に関わり、国立保健医療科学院や結核研究所で感染症対策などを含めた公衆衛生分野の研鑽に励んだ。
まとめ
