【問題】飲みすぎ、二日酔い
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Q1.お茶を飲んでも胃で熱さを感じないのはなぜ?
(1)胃には温度を感じる神経がないから
(2)胃は胃粘液のベールで覆われている熱いお茶を飲んでも神経が刺激されないから
(3)胃液と薄まってすぐに冷めるから
Q2.アルコールを飲んだときに胃が熱く感じるのはなぜ?
(1)アルコールが胃粘液のベールを通り抜けて胃に直接刺激を与えるから
(2)アルコールが胃粘液と反応を起こすから
(3)飲んだお酒がお湯割りだから
Q3.過剰に摂取したアルコールが胃に直接刺激を与えると、胃の中はどうなるでしょう。正しい組み合わせは?
(1)炎症を起こす・胃酸分泌が衰える
(2)炎症を起こす・胃酸分泌を促す
(3)胃運動機能を刺激する・下痢する
Q4.飲み過ぎによるむかつき等があるときの正しい胃薬の選び方は?
(1)どんな胃薬でもよい
(2)消化を促進する胃薬をのむ
(3)胃酸の分泌を抑え、胃粘膜を修復する働きのある胃薬をのむ
Q5.二日酔いを少しでも予防する方法で適切なのはどれ?
(1)お酒とは別に水分をしっかりと補給する
(2)酒の肴に良質のタンパク質(枝豆、納豆、豆腐、カキフライ、アサリの酒蒸しなど)をとる
(3)イッキノミで胃を鍛えておく
【回答】飲みすぎ、二日酔い
Q1.お茶を飲んでも胃で熱さを感じないのはなぜ?
答え:(2)胃は胃粘液のベールで覆われている熱いお茶を飲んでも神経が刺激されないから
胃粘膜にも神経があります。健康な胃は、胃粘液が胃粘膜を守っていて、熱さなどを感じることはありません。しかし、健康な状態でもお酒を飲むと胃のあたりが熱く感じることがあります。
Q2.アルコールを飲んだときに胃が熱く感じるのはなぜ?
答え:(1)アルコールが胃粘液のベールを通り抜けて胃に直接刺激を与えるから
過剰なアルコールの摂取は胃を胃酸から守っている胃粘液などの仕組みを壊したり、直接胃の粘膜を刺激したりします。その結果、胃が焼けるような不快感を覚えるようになります。
Q3.過剰に摂取したアルコールが胃に直接刺激を与えると、胃の中はどうなるでしょう。正しい組み合わせは?
答え:(2)炎症を起こす・胃酸分泌を促す
アルコールが胃に刺激を与えると、胃の粘膜の表面がダメージを受けた状態となり、炎症が起きます。また、胃酸の分泌が活発になります。これらが、さらに胃痛や胸やけの原因となります。
Q4.飲み過ぎによるむかつき等があるときの正しい胃薬の選び方は?
答え:(3)胃酸の分泌を抑え、胃粘膜を修復する働きのある胃薬をのむ
胃薬は、その成分によってはたらき方が違います。アルコールで刺激を受けた胃の不快な症状に適した成分を含む胃薬を選びましょう。
Q5.二日酔いを少しでも予防する方法で適切なのはどれ?
答え:(2)酒の肴に良質のタンパク質(枝豆、納豆、豆腐、カキフライ、アサリの酒蒸しなど)をとる
イッキノミは飲み過ぎの原因になるばかりか、急性アルコール中毒を起こして意識を失うこともあります。肝臓は1時間に日本酒にして0.3合程度の処理能力しかないとされています。
良質のタンパク質の摂取は二日酔いの予防に良いとされています。食事とアルコールのバランスを考えて、適量をゆっくりと楽しみましょう。