防御こそ最大の攻撃
胃を守って強くする セルベール
日本人の胃はガラスのように繊細で華奢な胃であると第三話でお話ししました。
胃は、1日3回の食事後、毎回2~4時間働きます。また、胃は、身体の内側にある臓器の中でも唯一、対外から摂取した食物を含めていろいろな刺激にさらされている臓器です。繊細でありながら、働きづめの胃はどのように守られているのかご存知ですか?
胃は、食べ物を消化するために胃酸や酵素を分泌します。胃酸は食物を柔らかく消化するために不可欠ですが、食物と一緒に摂取してしまった細菌などを殺菌する役割もあります。
この胃酸は、pHが1~2の強酸性です。胃酸と食物が混ざり合って消化物となって胃内に貯蔵され、少しずつ腸へ送り出されます。
胃酸を多く含む消化物が、胃内に滞留しているのに胃が溶けたりしないのは、胃を守る「粘液」の分泌があるからです。
ゲームセンターにはエアホッケーというゲームがあるのをご存知ですか。台の下からシューシューとエアーが出てパック(円盤)がすべりやすくなっており、そのパックをゲームに参加する2名が各々アイスホッケーのように相手ゴールへ打ち返すゲームです。ゲームが終了するとエアーが出なくなりそれまで軽快に動いていたパックが動かなくなります。これを胃に置き換えると、粘液がエアーで、胃酸を含む消化物がパック、そして胃自体がゲーム台です。粘液のエアーが吹き出ていると、消化物のパックが胃自体の上をスルッと動いていきます。
粘液が出ないと胃酸が1箇所にとどまり、胃酸が胃自体を傷つけることにつながります。粘液は、加齢や体調などの影響を受けて分泌する力が弱まることが知られており、これが胃の不快症状の原因にもなってきます。
粘液を効率よく分泌し、胃酸にさらされても、胃をしっかりと守り、丈夫な胃に保てるようにしたい。そのためにセルベールに配合したのが、テプレノンであり、ソウジュツ、コウボクなのです。
ボクシングや格闘技が好きな人ならご存知と思いますが、「攻撃は最大の防御なり」という言葉があります。これは、ディフェンスばかりでなく、オフェンスしないと戦いに勝てないために、怖がらずに攻めていけという教えからきています。
しかし、「逆もまた真なり」という言葉があるように「積極的な防御も、見事な攻撃」につながります。
セルベールの考え方は、まさしくそこにあり、守りながら胃を強く、いきいき元気にしたいと考え開発しました。
「セルベール」という名前にも、意味があります。セルベールは、セルフとベール(被うもの)をあわせた言葉。「自分で自分の身(胃)を守る」という意味を込めて名付けました。
「防御こそ最大の攻撃」!胃を守って、強くする。そして自分の身(胃)は自分で守る。それが、セルベールなのです。