[第一話] 樹木【セルベール開発物語】

  • セルベール・サクロンの雑学
  • セルベール

自分のキズは自分で治す、樹の教え

胃の森林浴 セルベール

セルベールの主成分である、テプレノン。この成分は森林浴と深い関係があるのです。
皆さんも森や林など樹に囲まれて、すがすがしい気持ちになったことがあると思います。この森林浴の作用は、フィトンチッドの効果によるものといわれています。
フィトンチッド、とても聞き慣れない言葉ですね。これは樹の樹液や香りに含まれている物質で、樹が自分たちの生命を維持するために、また成長を促すためにどんどん放出しているものなのです。たとえば、ヒノキが虫除けになるのもこのフィトンチッドの殺虫効果によるものです。
このフィトンチッドの効果の中に、傷ついた樹肌を自分の力で修復するという作用がありました。これを傷ついた胃粘膜を修復するのに利用できないだろうか。
テプレノンの開発はこうして始まり、フィトンチッドと同じテルペン系の揮発性物質「テプレノン」が誕生しました。おかげさまで、テプレノンは医療用医薬品として認められてから30数年たった今でも、胃を守る力を強くする胃ぐすりとして使われています。

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ソウジュツの花
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コウボクの花

さて、このテプレノンを主成分とする「セルベール(第2類医薬品)」の開発は1990年1月にスタートしました。
セルベールは、テプレノンを教えてくれた自然の力(ヒーリング、自然治癒力)を大切にして開発されました。さらにセルベールには胃にやさしい二つの生薬、ソウジュツとコウボクも配合しています。自分のキズは自分で守る、そのために守る力を強くし、いきいき元気にする。セルベールは樹の教えをずっと守っているのです。

監修

木村 裕之 先生Dr_Kimura

  • 医療法人社団ファーストムーブメント
    木村メディカルクリニック 理事長・院長
    内科・胃腸科・消化器科・循環器内科・呼吸器内科・神経内科・アレルギー科

経歴:
1988年3月 慶應義塾大学医学部卒業
1988年6月 医師国家試験合格 慶應義塾大学医学部内科
1990年6月 慶應義塾大学伊勢慶應病院内科
1992年6月 慶應義塾大学医学部消化器内科
1993年8月 慶應義塾大学医学部救急部
1999年1月 慶應義塾大学医学部救急部医局長
2002年1月 慶應義塾大学医学部救急部医長
2003年10月 慶應義塾大学医学部消化器内科
2004年11月 木村メディカルクリニック開設
2007年11月 医療法人社団ファーストムーブメント設立

まとめ

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