温シップと冷シップの使い方【腰痛改善法】

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温シップと冷シップの使い方

温シップは慢性的な肩こりに、冷シップは急性的な肩こりに

温めた方がいいか、冷やした方がいいかは、腰痛の種類と症状によって異なります。
慢性の場合は温める、急性で炎症のある場合は冷やすと覚えてください。
急性の腰痛は、一般的には冷やす方法が主になります。テニスやゴルフなどの激しい運動をして腰を痛めた場合も、冷やした方がいいことが多いものです。 慢性腰痛は、ほとんどの場合温めます。
腰に炎症が起きていることが明らかな場合は、炎症が落ち着くまで冷やし、落ち着いたら温めます。

温シップ以外で温める方法

1.蒸しタオル

折りたたんだタオルの両端をもって熱湯につけ、適度に絞ります。電子レンジならすぐ作れます。冷えにくいように上をビニールでおおいますが、冷えたら温め直します。終わったら水分をよくふきとってください。

2.ホットパック

熱湯で煮てから、タオルで包んで用います。30分ほど温かさが持続します。

3.インスタントカイロ

手軽に、いつでもどこでも使えて重宝します。やけどをしないように布に包むか衣服の間にいれて用いてください。

4.ドライヤー

肌に直接当てるとチクチク痛いので、湯で温めたタオルをあてた上からかけます。

冷シップ以外で冷やす方法

1.氷

冷蔵庫の角型の氷5~6個、水、塩をビニール袋に入れ、氷の角のところを痛む部分にあて、少し力を入れて10秒ほど押し、5秒休み、それを3~5回繰り返します。痛む範囲が広い時は、氷をもう少し細かく砕いて、皮膚が赤くなるまでなでます。終わったら水分をよくふきとり、皮膚を軽くマッサージします。

2.アイスパック

市販のアイスパックの下にタオルを敷き、10~20分冷やしてから皮膚を軽くもみます。

監修

武田康志 先生 profile

  • 医療法人TSCタケダスポーツ・ビューティークリニック
    理事長
  • 整形外科・リハビリテーション科

日本初のスポーツ整形外科が創設された関東労災病院に勤務、Jリーグや日体大のチームドクターも歴任。現在は福岡でタケダスポーツクリニックを開院。
誠実な人柄と的確な診断に定評があり、九州はもとより関東・沖縄からもプロ・アマ問わず患者が訪れる。

まとめ

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