目覚めると、頭ガンガン、胃ムカムカ。不覚にも、いや、わかっていてもくり返してしまう二日酔い。休日でクスリを飲んで静かに寝ていられるのならいいけれど、仕事があるときは、なかなかそういうわけにもいきません。ツライ状態を少しでも早く回復させる方法を探ってみました。
朝食は、ツラくてもしっかり食べる
何ものどを通らない・・・。という気持ちもわかりますが、身体の中では、肝臓がアルコールを分解するために必死に働いています。肝臓の働きを助けるためには、ビタミンやミネラル分を補うことが大切。また、アミノ酸を豊富に含む食品もおすすめです。
例えば、卵焼き、グレープフルーツジュースなどがいいようです。
また、お茶やコーヒーには利尿作用があります。むくみを感じる時には積極的に飲みましょう。
胃の調子が悪い時は
お酒を飲んで胃の調子が悪くなるのは、二日酔いのせいだけではありません。アルコールが胃を守る胃粘膜を傷つけ、さらに、アルコールの刺激で胃酸の分泌が過多になっているためです。
このような場合には、胃酸の分泌を抑制するだけではなく、胃粘膜の修復にも効果のある胃薬がおすすめです。
監修
菅野 雅彦 先生
- 宮前平すがのクリニック 院長
内科・消化器内科・外科・心療内科・精神科
順天堂大学を卒業し、四半世紀以上、母校にて食道癌、胃癌、大腸癌をはじめとした消化器の癌の臨床の研鑽と若手医師の育成に携わってまいりました。母校の教えである「名医たらずとも良医たれ」を胸に、無痛内視鏡（胃カメラ、大腸カメラ）を駆使した専門医療を主柱とした医療の提供を行い、患者さんお一人お一人の「笑顔」と「ご満足」が頂けますよう努めております。
まとめ
