Case3子どもの遠足合宿や修学旅行【旅のスタイルに合わせた乗り物酔い対策】

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乗り物酔い Case3

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できることならついて行きたい
初めての遠足や修学旅行。
乗り物酔いせず、無事に楽しんでくれますように。

クラスのお友達と元気に出発。
いっぱい楽しんで笑顔でおうちに帰ってきてほしい。
「今日は大丈夫!」と自信をつけて送り出したい
子どもの旅にも、乗り物酔い薬を持たせてください。

最初は元気だったのに。誰でも心配なのが乗り物酔い。

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遠足や修学旅行、そして合宿。指折り数えるくらい楽しみにしているだけに、もし乗り物酔いでツラい思いをしたらどうしよう。保護者が同伴できない学校行事は、子どもの具合が特に心配。酔わないように、無事でありますようにと祈るような気持ちにもなります。

普段マイカーでは平気な子どもでも、慣れない大型バスや列車での移動は揺れも大きく、また独特の雰囲気や臭いなども引き金となって、どうしても乗り物酔いしやすくなるようです。
最初は元気いっぱいでも、車中ではしゃいだり、キョロキョロしたりしているうちに、やがてクラクラ、ムカムカ。お友達が酔った様子を見てつられることもよくあります。
そして、「酔っちゃった、どうしよう」「酔ったら恥ずかしい」という気持ちの焦りも手伝って、さらに気分がどんよりしてしまいます。

低学年からのケアがクセをつけないポイントです。

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特に気を配ってあげたいのが、初めての遠足。特に小学校の低学年は乗り物酔いの症状が出始める時期です。幼稚園の時は感じにくかったのに、と思っていても成長とともに酔いやすくなってきます。
しかも、一度乗り物酔いするとイヤなクセになるのも困りもの。

乗り物酔いした時のどうしようもない気分やドキドキ感を遠足や遠出のたびに思い出して気分が悪くなるという心理的なパターンを繰り返しやすくなるのです。
自分が子どもの頃、遠足などでツラい思いをした方も多いのでは?泣きたくなった当時の気持ちを思い出して、細心のケアを。
初めての遠足から、子どもに「酔わない」という自信をつけさせて、元気いっぱいに送り出すのも大人の大切な役目と言えそうです。

乗り物酔いが心配な時は…

朝ごはんを食べ過ぎないように。
自信をつけて送り出しましょう。

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乗り物酔いは、5才から20才までの成長期にかけて症状が出やすいと言われています。
大切な学校行事には、出掛ける前の予防はもちろん、酔ってからの上手な対処法もあらかじめ子どもに教えておきたいですね。「酔わないし、酔っても平気」という自信も酔い防止になります。

「吐いたらイヤだから」と朝食を抜くのはかえって酔いやすい状態に。当日は消化のいい朝ごはんを早めにすませておきます。
乗り物酔いのクセをつけないためにも、最初の遠足や遠出からしっかりケア。心配な場合は、乗車前に子ども専用の医薬品を飲ませるのもおすすめです。すぐにとりやすく、酔ってからでも効くタイプなら持っているだけでも安心。思い出に残る時間を過ごしてくれるはずです。

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監修

稲葉 岳也 先生Dr.Inaba

いなばクリニック院長

◆資格
医学博士
日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本アレルギー学会専門医
日本レーザー医学会認定医

◆経歴
東京慈恵会医科大学卒業後、2004年に、いなばクリニックを開業。
耳鼻咽喉科、皮膚科、美容皮膚科、美容外科、形成外科、内科、アレルギー科を主体とした総合アンチエイジングクリニック。 また、かかりつけ医として、地域への密着を目指したクリニックです。

まとめ

遠足や学校行事での旅行は、子どもの成長のチャンス。
勉強やお友達とのコミュニケーションとあわせて、
乗り物に強い子どもになれるように、応援したいですね。

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