胃薬の成分解説 粘膜修復・制酸剤として使用される主な成分

  • 胃薬の雑学

(1)ケイ酸アルミン酸マグネシウム

(2)合成ヒドロタルサイト

(3)水酸化マグネシウム

(4)ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート

(5)水酸化アルミニウムゲル

(6)炭酸水素ナトリウム(重曹)

(7)炭酸マグネシウム

(8)沈降炭酸カルシウム

(9)ボレイ

(10)メタケイ酸アルミン酸マグネシウム

(11)ピレンゼピン塩酸塩水和物

(12)アズレンスルホン酸ナトリウム

(13)アルジオキサ

(14)グリチルリチン酸塩

(15)L-グルタミン

(16)ゲファルナート

(17)銅クロロフィリンカリウム

(18)スクラルファート水和物

(19)セトラキサート塩酸塩

(20)ソファルコン

(21)メチルメチオニンスルホニウムクロライド

(22)アカメガシワ

ケイ酸アルミン酸マグネシウム

種類 制酸成分
働き 出過ぎた胃酸を中和することで、胃壁への刺激を緩和して胸やけ、むかつきなどの症状の改善に役立ちます。胃炎や胃潰瘍の治療にも使われます。

合成ヒドロタルサイト

種類 制酸成分
働き 出過ぎた胃酸を中和することで、胃壁への刺激を緩和して胸やけ、むかつきなどの症状の改善に役立ちます。胃炎や胃潰瘍の治療にも使われます。

水酸化マグネシウム

種類

制酸成分

働き 出過ぎた胃酸を中和することで、胃壁への刺激を緩和して胸やけ、むかつきなどの症状の改善に役立ちます。便通を良くする効果もあります。

ジヒドロキシアルミニウムアミノアセテート

種類 制酸成分
働き 出過ぎた胃酸を中和することで、胃壁への刺激を緩和して胸やけ、むかつきなどの症状の改善に役立ちます。

水酸化アルミニウムゲル

種類 制酸成分
働き 出過ぎた胃酸を中和することで、胃壁への刺激を緩和して胸やけ、むかつきなどの症状の改善に役立ちます。胃炎や胃潰瘍の治療にも使用されます。

炭酸水素ナトリウム(重曹)

種類 制酸成分
働き 出過ぎた胃酸を中和することで、胃壁への刺激を緩和して胸やけ、むかつきなどの症状の改善に役立ちます。速効性はありますが、病気を治す効果は薄いとされており、現在ではあまり使用されません。

炭酸マグネシウム

種類 制酸成分
働き 出過ぎた胃酸を中和することで、胃壁への刺激を緩和して胸やけ、むかつきなどの症状の改善に役立ちます。胃炎や胃潰瘍の治療に使われます。

沈降炭酸カルシウム

種類 制酸成分
働き 出過ぎた胃酸を中和することで、胃壁への刺激を緩和して胸やけ、むかつきなどの症状の改善に役立ちます。胃炎や胃潰瘍の治療に使われます。

ボレイ

種類 制酸成分
働き 出過ぎた胃酸を中和することで、胃壁への刺激を緩和して胸やけ、むかつきなどの症状の改善に役立ちます。生薬の一つであり、漢方薬に配合されています。

メタケイ酸アルミン酸マグネシウム

種類 制酸成分
働き 出過ぎた胃酸を中和することで、胃壁への刺激を緩和して胸やけ、むかつきなどの症状の改善に役立ちます。胃炎や胃潰瘍の治療に使われます。

ピレンゼピン塩酸塩水和物

種類 胃酸分泌抑制成分
働き 胃酸分泌の命令をブロックすることで胃酸の分泌を抑えます。

アズレンスルホン酸ナトリウム

種類 粘膜修復成分
働き 胃の粘膜を覆って保護し、 胃粘膜の形成を助けることで胃粘膜損傷を防御する働きを高めます。胃炎や胃潰瘍の治療に使われます。

アルジオキサ

種類 粘膜修復成分
働き 胃の粘膜を覆って保護し、胃粘膜の形成を助けることで胃粘膜損傷を防御する働きを高めます。

グリチルリチン酸塩

種類 粘膜修復成分
働き 胃の粘膜を覆って保護し、胃粘膜の形成を助けることで胃粘膜損傷を防御する働きを高めます。

L-グルタミン

種類 粘膜修復成分
働き 胃の粘膜を覆って保護し、胃粘膜の形成を助けることで胃粘膜損傷を防御する働きを高めます。

ゲファルナート

種類 粘膜修復成分
働き 胃の粘膜を覆って保護し、胃粘膜の形成を助けることで胃粘膜損傷を防御する働きを高めます。

銅クロロフィリンカリウム

種類 粘膜修復成分
働き 胃の粘膜を覆って保護し、傷ついた胃粘膜の修復・保護を助けることで胃粘膜損傷を防御する働きを高めます。

スクラルファート水和物

種類 粘膜修復成分
働き 胃の粘膜を覆って保護し、胃粘膜の形成を助けることで胃粘膜損傷を防御する働きを高めます。

セトラキサート塩酸塩

種類 粘膜修復成分
働き 胃の粘膜を覆って保護し、胃粘膜の形成を助けることで胃粘膜損傷を防御する働きを高めます。

ソファルコン

種類 粘膜修復成分
働き 胃の粘膜を覆って保護し、胃粘膜の形成を助けることで胃粘膜損傷を防御する働きを高めます。強い作用はないですが、副作用は少ないとされています。

メチルメチオニンスルホニウムクロライド

種類 粘膜修復成分
働き 胃の粘膜を覆って保護し、胃粘膜の形成を助けることで胃粘膜損傷を防御する働きを高めます。

アカメガシワ

種類 粘膜修復成分
働き 胃の粘膜を覆って保護し、胃粘膜の形成を助けることで胃粘膜損傷を防御する働きを高めます。腸の動きを整える効果もあります。生薬の一つであり、漢方薬などにも配合されています。

監修

成田 亜希子 先生profile

  • 医療法人ウェルパートナー
    主任医師
    内科、皮膚科

2011年医師免許取得。一般内科医として幅広い疾患の診療を行ってきた。自身は二児の母。育児中は医療行政に関わり、国立保健医療科学院や結核研究所で感染症対策などを含めた公衆衛生分野の研鑽に励んだ。

まとめ

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