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WATASHI Life 2012 vol.4

よくある栄養の勘違い

WATASHI Lifeとは? 健康の「ちょっとした疑問」、そのままにせずちょっと聞いてみませんか?各分野の専門家がお答えします。

専門家の方への質問コーナー Q&A

米倉かな先生

Ange(アンジュ)代表

米倉かな先生

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カルシウムだけとれば骨は丈夫になる?

カルシウムは骨の材料になりますが、それのみを摂っても骨として組み立てられません。ビタミンDの助けが必要になります。ビタミンDは紫外線を浴びることで体内で生成される栄養素ですが、日光に当たる機会が少ない方は食べ物からしっかりと摂取する必要があります。主にきのこ類に多く含まれますので、意識してきのこ類を選ぶと良いでしょう。また、カルシウムの代謝はリンやマグネシウムとも深く関わりを持ちます。リン:カルシウムは2:1~1:2、カルシウム:マグネシウムは2:1の割合で摂取することが理想です。リンは加工品を沢山召し上がる方は摂りすぎる可能性が高く、マグネシウムはアルコールの多飲・ストレスで消耗され、不足する可能性が高くなります。カルシウムのみを積極的に摂るのではなく、偏り無くお食事をすることが重要といえます。

<ポイント>
カルシウムだけで骨は作られません!ビタミンDの助けが必要です。

コレステロールは低ければ低いほどいいの?高いと卵を控えないといけないの?

コレステロールは悪者にされがちですが体内ではとても重要な働きを持っています。細胞膜(血管や肌)やホルモンの材料になったり、脆くなった血管を補強する接着剤のような働きもあります。
コレステロールはさまざまな形で体内を巡ります。HDLは末梢から肝臓に、LDLは肝臓から末梢にコレステロールを運ぶ役割があるため、HDLは低すぎると、LDLは高すぎると血中のコレステロールが高いということになります。このようにコレステロール値は、HDL・LDLの二つを見て判断します。
また、コレステロールは食事から摂取しても血中にはあまり影響がありません。食事性コレステロールより飽和脂肪酸の方が影響しますので、コレステロールの高い食品よりも動物性脂質に気をつけるといいでしょう。
なお、コレステロールは身体にとって必要なものになりますが、酸化するとドロドロしたものになり動脈硬化の原因になります。酸化を防ぐためには抗酸化物質が必要になりますのでビタミンC・E・フィトケイカルをとるために野菜・果物をしっかりと摂るといいでしょう。

<ポイント>
総コレステロール値ではなく、HDLとLDLの二つの値を見て判断します。

疲れたら甘いもの、これって正解?

糖は脳の唯一のエネルギー源ですので、糖分が不足すると本能的に糖分を欲します。すぐに血糖値を上げるのは甘いもの(砂糖が含まれた菓子類など)なので、「甘いものが食べたい」と感じることはある意味正しい欲求です。また、東洋医学的には甘いものは身体を緩める効果があり、「ホッとする」「疲れがとれる」と感じるのもこのためです。
しかし、長期的な摂取はデメリットの方が多くなり、注意が必要です。砂糖は急激に血糖値を上げます。そうすると身体は血糖値を下げるホルモンを大量に分泌し、その結果血糖値が下がりすぎてしまいます(低血糖症)。すると身体は生命の危機と判断し、再び甘いものを欲すると同時に、ありとあらゆる方法で今度は血糖値を上げようとします。この時、アドレナリンも大量に分泌されますので「イライラ」や「キレやすい」ことにも繋がります。
「突然眠くなる」「やる気が起こらない」「イライラする」「甘いものをよく欲する」方は注意が必要です。太りやすいだけでなく、糖尿病のリスクも上がります。
糖分は砂糖類だけではありません。日常的に食べるのであれば消化吸収がゆっくり行われるでんぷん質がお勧めです。米、イモ類がそれにあたり血糖値が下がりすぎることもなくなります。
また、果物は自然な食べ物であり、食物繊維の効果により血糖値の上昇も緩やかになります。疲れたときの甘いものは、たまにであれば問題ありませんが日常的であればおにぎり、果物などを食べるようにしましょう。

<ポイント>
砂糖は依存性があり、血糖値の急上昇・急降下も起こします。摂るなら果物やご飯(おにぎりなど)を。

Ange(アンジュ)代表 米倉かな先生 プロフィール

「女子栄養短期大学部卒業。管理栄養士。体質改善研究家。一児の母。クリニック約400人の栄養管理を一人で行う他、特定保健指導、サプリメント購入者に向けたWEB上栄養レポート担当、一般向け健康セミナー講師などこれまでに2000人以上の栄養アドバイスを行う。体質を改善して不妊を解消する提案を行う「Ange(アンジュ)」を立ち上げ、自然で健康的な妊娠・出産の支援と家族の健康を守るための正しい知識をセミナーや執筆活動を通して伝えている。
http://ameblo.jp/dietkana-ange/