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病気や症状の情報
閉塞性動脈硬化症 へいそくせいどうみゃくこうかしょう

閉塞性動脈硬化症とは

[どんな病気?]

動脈は、心臓から高い圧力で押し出されてくる血液を受けるため、静脈よりも太く、弾力があります。この動脈が弾力を失ってしまったり、血液の通り道がせまくなったりすることを動脈硬化と呼びます。閉塞性動脈硬化症とは主に下肢の動脈が狭くなったり、つまったりして起こる病気です。患者には高齢の男性が多いのが特徴です。

[病気の原因]

動脈硬化がそもそもの原因ですから、動脈硬化を起こしやすい要因が、閉塞性動脈硬化症を起こす原因にもなります。たとえば、高血圧や高脂血症(脂質異常症)、喫煙などです。メタボリックシンドロームと診断される人は要注意です。

[主な症状]

初期には、手足が冷たくなったりしびれたりします。もう少し症状が進むとある程度の距離を歩くと足が痛むようになります。これは足の筋肉を使ったときに、筋肉にじゅうぶん血液がいきわたらなくなるためです。さらに進行すると、足先の傷から簡単に潰瘍(かいよう)ができてしまい、皮膚が壊死(えし)に至ることがあります。

[検査や治療について]

動脈が狭くなったり、つまったりすることで、そこから先の脈が弱くなるため、診断は比較的容易です。超音波検査や下肢動脈造影検査を行う場合もあります。
治療では、高血圧や高脂血症を改善させます。喫煙は厳禁です。初期の冷感やしびれに対しては、血管を広げる薬や、血液の凝固を防ぐ薬を投与します。歩行により血行が促進されるので、少しずつでも歩くよう指導されるでしょう。症状が改善しない場合は、バイパス手術、風船をつけたカテーテルを使って血管を広げる手術などが行われます。

[予防法]

脂肪分の多い食事を避け、食物繊維をとるように心がけます。禁煙も予防には絶対に必要です。適度な運動を行い、肥満を解消するようにしましょう。ただし、急激な運動は、害がある場合もあるので、医師と相談の上で行うことが大切です。動脈硬化を起こしやすい人は、末梢血管の血流が悪くなりがちです。ビタミンEなど、血流をよくするサプリメントを積極的にとるとよいでしょう。

[受診に適した診療科]

循環器科、内科、心臓血管外科

病状についてはご自分で判断せず、必ず専門の医師にご相談ください。