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病気や症状の情報
褥瘡(床ずれ) じょくそう(とこずれ)

褥瘡(床ずれ)とは

[どんな病気?]

長時間の圧迫によって血流が悪くなり、皮膚組織の酸素不足、栄養不足が引き起こされて、壊死(えし)してしまう病気です。寝たきりの人、まひがあって自分で体の向きを変えられない人などに起こります。

[病気の原因]

皮膚の血流が数時間止まると、皮膚組織は外側から壊死していきます。特に骨が突き出ている肩甲骨部、仙骨部(せんこつぶ)、坐骨部(ざこつぶ)、かかとなどは、寝たきりの人では、常に圧迫されやすい場所で、血流不足によって褥瘡(じょくそう)ができやすくなります。

[主な症状]

初期には、赤みが出て、かゆみと痛みを伴います。水疱ができたり、紫斑(しはん)になったりもします。症状が進むと、炎症が真皮(しんぴ)や皮下組織にも至り、やがて、筋肉、骨組織にまで炎症が及び、骨や関節の破壊も起こります。
皮膚の深いところが壊死を起こすと、しだいに黒く変色し、大きな潰瘍ができます。体力が衰えている場合には褥瘡から感染症を引き起こし、全身に感染が及び、命に関わることもありえます。

[検査や治療について]

赤みが出ている程度の初期状態で治療・予防を行う必要があります。早めに医師に相談してください。特別な検査はありませんが、傷が何かに感染していることが疑われる場合には感染の有無、状況を検査します。初期の場合には、傷口を清潔にして保護し圧迫を取り除くことで回復に向かいます。症状がより進んでいる場合は、壊死した部分の除去と洗浄が必要です。塗り薬も用います。傷口を布で拭いてしまうと、炎症がひどくなることがあるので、あくまでも洗浄すること、介助者の判断で清拭をしないことが大切です。

[予防法]

褥瘡は、一度できると治るのに長い時間を要します。発症させないことを第一に考えてください。体の向きを2~3時間ごとに変えて、圧迫される場所が集中しないようにします。圧迫されづらいマットの使用も有効です。皮膚が清潔に保たれないと褥瘡ができやすく、重症化しやすくなります。おむつを使用している場合は、こまめに交換し、尿や便で皮膚が濡れたままの状態をつくらないようにします。栄養状態も褥瘡の軽重に影響します。バランスのとれた食事を心がけ、ビタミンを積極的に摂取するとよいでしょう。

[受診に適した診療科]

皮膚科

病状についてはご自分で判断せず、必ず専門の医師にご相談ください。