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病気や症状の情報
胆石症 たんせきしょう

胆石症とは

[どんな病気?]

脂肪分の吸収を助ける胆汁(たんじゅう)をためておく器官「胆のう」と、そこから十二指腸・小腸に胆汁を送り出す通り道「胆管(たんかん)」に、石ができる病気です。胆のう内に石がある場合に、胆のう結石症、胆管に石がある場合に、胆管結石症と呼びます。

[病気の原因]

胆石には大きく分けて3つの種類があり、一番多いのがコレステロール石です。胆汁にはコレステロールが溶けていますが、そのコレステロールが増えすぎて飽和状態になるとすべて溶けきらずに結石化します。食の欧米化に伴なって、脂質の多い食事が多くなり、日本人の胆石症が増えています。
そのほかにビリルビン結石、黒色結石があります。

[主な症状]

胆石があっても、通常はとくに何の症状もありません。胆汁が胆のうから出るときに、胆石もいっしょに移動し、胆管に引っかかった場合、痛みやおう吐が起こります。脂肪分の多い食事をした後、胆のうが収縮して胆汁が分泌されるため、そのような食事の後に胆石発作は起こりやすいようです。痛みは上腹部から、ときに右肩から背中に及ぶこともあり、黄疸(おうだん)や発熱が見られることもあります。
このときに胆のうや胆管が細菌感染を起こすと、胆のう炎・胆管炎を併発することがあります。

[検査や治療について]

健康診断で石が見つかることがありますが、症状が出ない間は、治療の必要はありません(“サイレントストーン”といいます)が、将来のために、治療をしておく選択肢もあります。胆石発作が起こる場合は、治療が必要です。検査は、超音波、CT、MRIなどの画像診断が中心となります。石が小さい場合は、胆石を溶かす薬を使うことがありますが、胆石を摘出する外科的治療を行う例が多くなります。手術には開腹手術と、お腹に小さな穴をあけ、そこから内視鏡などを入れる腹腔鏡下手術とがあり、現在は後者の方が多く行われます。

[予防法]

コレステロールが胆石の原因ですから、脂肪分の多い食事を避けることが肝心です。また、適度な運動を心がけ、肥満である場合は減量しましょう。コレステロールを溶かす胆汁酸の合成を助けるビタミンCの摂取も大切です。意識して野菜を多くとるとよいでしょう。

[受診に適した診療科]

内科、外科、消化器科

病状についてはご自分で判断せず、必ず専門の医師にご相談ください。