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骨ケアサミット in 東東京 テーマ:「関節リウマチと骨ケア」

 昔から「治らない病気」というイメージが強い関節リウマチですが、日本では約70万人も患者さんがいるといわれています。その関節リウマチの最新医療についてや、その合併症の代表ともいえる骨粗鬆症について、また、それらの治療や投薬について、開業医の先生から大学病院の先生までお集りいただき、さまざまな立場からのご意見を伺いました。

関節リウマチは早期治療で改善する

金先生関節リウマチの病気について分かりやすく解説いただけますでしょうか。

矢部先生普段、関節リウマチの患者さんと多く接していますと、関節リウマチの患者さんはどのくらいいらっしゃるか、という質問をよく受けます。発症する割合としては200人に1人くらいで、年齢は30〜50歳くらいの方に多く、男女比は男性1に対し女性4の比率です。どういった病気かというと、いろいろな関節が痛くなります。特に指のつけ根の関節が腫れることがあります。他、顎から足の指先まで、発症する可能性があるので、痛い関節をすべて診せていただくようにしています。関節をひとつみると、左右や他の関節も腫れていることが多々あります。検査については、レントゲンと血液検査をしています。リウマチの患者さんは、関節の周りの骨が溶けていたり、スペースがせまくなっています。他には、リウマチ因子のテストをやっています。又、エコーをすることによって関節の腫れがわかります。

金先生
検査によりリウマチが発覚してから、現在の治療はどのようなものですか。
矢部先生
患者さんの多くは「治らないんじゃないですか?」と心配される方が多いです。私は患者さんへ、「リウマチの治療はここ10~15年で格段と進歩をし、投薬や注射によってある程度、リウマチをコントロールできるようになってきているので安心してください。」と伝えています。早期に治療を始めることで、関節が破壊され指が曲がるようなことはなくなりつつあります。そして、すでに発症して数年が経ち、骨が変形してしまった方も治療を始めていただきたいと思っています。
金先生
最近は、リウマチの特効薬といわれる薬が出てきましたし、早期に治療すれば、3~4割は完治する病気といって良いでしょうか。
矢部先生
はい。そうだと思います。
金先生
ありがとうございます。では次に、関節リウマチを長く診られている内田先生に解説していただきたいのですが、関節が破壊されるわけですが、患者さんによっては骨が薄くなったりして骨自体の病気、いわゆる骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を併発する場合がありますが、その点いかがでしょうか。

図1 関節リウマチ患者さんに多くみられる合併症

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内田先生「日本リウマチ友の会」のアンケート結果(図1)によりますと、リウマチに起因する合併症で多いのは骨粗鬆症で、その次は貧血とあります。最近多くなってきているのが、肺炎など呼吸器の障害で、関節リウマチ患者さんの死因第一位は実は肺炎というデータもあります。

金先生なるほど。合併症の数字として一番多いのは骨粗鬆症ですね。

内田先生実際の数字はこれより多く、半分以上だと思います。

金先生
そうなると、リウマチもさることながら骨粗鬆症の治療やケアもしていかないといけないですね。この合併症が生じる原因ですが、リウマチ患者さんはステロイド薬を長年使用しているケースが多く、そのステロイド薬が骨粗鬆症の原因になるといわれています。なので、我々医師は、長期間ステロイド薬を使用せず、生物学的製剤の点滴や注射でリウマチをコントロールする方向へもっていくのがベストです。
内田先生
そうですね。
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