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骨ケアサミット in 広島 テーマ:「関節リウマチにおける骨ケア」

 厚生労働省の報告によると全国の関節リウマチ患者数は60〜70万人といわれています。特に30〜60歳の女性に多くみられ、最近では高齢者の患者が増え、全体的に年々増加傾向にあるといわれています。本日は、広島県内の整形外科やリウマチの専門医のみなさまにお集りいただき、関節リウマチに関連する骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の特性や予防方法について、お話いただきました。

関節リウマチと骨粗鬆症の関係について

図1 関節リウマチとは

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天野先生関節リウマチとは、多発関節炎と進行性の多発関節破壊、そして全身の炎症症状を伴う疾患です(図1)。発症すると関節病変は1〜2年の間で急速に進行し、一度生じた関節破壊は元に戻りません。その為に早期から関節リウマチの治療を開始しないと関節機能障害が生じてしまいます。関節リウマチを調べるにはさまざまな検査方法があり、定期的に検査を受けていただくことをお勧めします。ところで、沖本先生、関節リウマチにはさまざまな合併症がありますが、具体的にどのようなものがありますか。

沖本先生まずは骨粗鬆症が圧倒的に多いです。

天野先生そうですね。第2位の貧血と比べかなり多いですね。1位の骨粗鬆症とはどのようなものでしょうか。

久米先生骨粗鬆症は、骨形成と骨吸収のモデリングがあるんですけれども、骨がつくられなくなって骨が吸収されてスカスカになったり、骨そのものが弱くなっている状態を言います。

天野先生
では、合併症で骨粗鬆症になる原因として、疾患そのものに由来するものとステロイドの副作用によるものがあると思いますが、小熊先生、いかがでしょうか。
小熊先生
リウマチ自体が骨に影響を与えてしまい骨がもろくなるケースと、ステロイドが必要な症例に使うことで骨粗鬆症のリスクが高まるケースとがあります。
天野先生
ありがとうございます。関節リウマチの診断をされる際、骨の検査はどうされていますか。

小熊先生そうですね、関節リウマチの診断後すぐに「骨も危ないから調べましょう」というと、ショックを受けられる方がいると思いますので、その場合は治療を進めていく中で、骨粗鬆症の話題も含めつつ、必要だと思えば骨粗鬆症の検査も勧めさせていただくことが多いです。

天野先生骨粗鬆症は初期に進むものでしょうか。

小熊先生関節リウマチの病気自体は、炎症を抑えないとどんどん進んでいきますので病勢にもよると思います。ステロイドによる骨粗鬆症はすぐに悪化するというよりは、使う量だったり使用期間によるものが大きいです。

沖本先生
一般的にリウマチによる骨粗鬆症は、リウマチの炎症にほぼ比例して骨吸収が増加していきます。病気が長くなれば骨髄全体の異常が起きてくるので、骨吸収が増加して、序々に骨形成が低下していくのがリウマチの骨の病態です。一方、ステロイド性骨粗鬆症の病態は、ステロイドがある一定量になると、骨形成が低下してその後、骨吸収が増加するケースや低下するケースがあります。概ね、ステロイドの量が多くなればなるほど、まず骨形成が落ちて、その後に骨吸収も落ちてくるケースが多いと言われています。
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